全国の支部と党員、地方議員、党機関のみなさん。連日のご奮闘に心から敬意を表します。
11月の「集中期間」も、あと6日を残すところとなりました。
党員拡大のとりくみが動き始めた
11月の党勢拡大のとりくみは、24日現在、入党の働きかけは3397人で、入党を申し込まれた方が336人となっています。今大会期では、同日比較で、648人を増やした昨年7月につぐ到達となっています。これは、党勢拡大の根幹である党員拡大で、支部と党員のみなさんの奮闘によって「止まっていた状態」を抜け出し、「動き始めた」といえる運動となっています。同時に、「党員拡大では、全党の力で世代的継承にとりくみ、毎月現勢で前進し、5千人の新しい党員を迎える」という「集中期間」の目標に照らせば、少なくともこの11月に全党的に1千人以上の方の入党が必要です。
「しんぶん赤旗」拡大は、紙の日刊紙と日曜版については、10月の1・4倍になっていますが、増勢した月の8割程度です。党員拡大の流れをさらに前進・飛躍させながら、これと結んで残された6日間、日曜版の電子版とともに、頑張りぬけば前進は十分可能です。
最大の教訓は、「集中期間」の三つの意義の徹底と新しい「入党のよびかけ」の活用
党員拡大で前向きの変化を生み出した最大の教訓は、(1)11月7日の全国都道府県委員長会議が新たに解明した「集中期間」の三つの意義を党機関や議員団だけでなく、支部に至るまで徹底する努力が力を発揮しつつあること、(2)党員拡大を難しくせず、新しい「入党のよびかけ」(赤リーフ)を活用することに徹したとりくみが開始されていることにあります。
「集中期間」の三つの意義を徹底することの重要性は、いよいよ切実になっています。
第1の意義である日本の政治の歴史的岐路を前向きに打開するという点では、この間、高市政権が、「台湾有事で存立危機事態もありうる」との“対中国戦争宣言”に固執することで地域の緊張を悪化させ、日本の国是である「非核三原則」の見直しに踏み込み、異次元の大軍拡にひた走るなど、その危険な正体があらわとなるもとで、これと正面からたたかう日本共産党の役割が鮮明となっています。「歴史的岐路の意味が分かった」「日本共産党を強くするしかない」(東京、大阪など)と党内にこの反動政権とたたかう意欲が高まりつつあります。そして、党が宣伝・対話に打って出ると、広範な国民からも心配の声が寄せられる事態となっています。
第2の意義の「自力の後退と選挙の後退の悪循環を断ち切る」という点では、早期の解散・総選挙の可能性が生まれてくるとともに、統一地方選挙がいよいよ1年4カ月後に迫っています。これらの勝利のために今できる一番の仕事が党の実力づくりであることが、直近の衆院選、参院選や、この間の中間選挙の結果に照らしても鮮明になっています。
そして、第3の意義である党大会決定の党建設の目標に照らしてどうかという点でも、この間の党員拡大の現状を根本的に打開しなければ、2020年代が党員拡大の新たな「空白の期間」となりかねません。この事態を知った支部・党員のなかに、現状を何とか打開しようという意欲が広がり始めています。「空白の期間」となった1990年代の年間の党員拡大が年平均6千人でしたが、今年の党員拡大は現状のままでは、年間3千人になりかねません。この事態について、各県ごとの1990年代の党員拡大との比較で現状をつかんでもらう努力もすすんでいます(愛知など)。
新しい「入党のよびかけ」は、希望ある生き方を深いところから説いている
いま日本と世界の歴史的岐路のなかでの「生き方」を大きなスケールで問いかけている志位和夫議長、田村智子委員長連名の「入党のよびかけ」が、この間の国政選挙の残念な後退に負けずに頑張ろうという「共産党員魂」を深いところから揺さぶる力を発揮しています。新しい「入党のよびかけ」―カラーの「赤リーフ」は、今日の情勢と党の歴史的役割、未来社会への展望を明らかにし、そのなかでの希望ある生き方を訴えています。この「赤リーフ」は一人一人の「生き方」とのかかわりで入党の意味を訴えていますが、同時に、いまの日本と世界の情勢をどうつかむか、そのなかでの日本共産党の役割と展望を解明する政治文書ともなっています。それだけに、これを各支部が読み合わせをして「集中期間」の意義をフレッシュにつかみ、「赤リーフ」の魅力をわがものにして大規模な活用を開始しましょう。
この間の『Q&A資本論』(赤本)学習の前進は、党の質を変え始めている
『Q&A資本論』(赤本)の学習は全国的に30%の支部に広がり、いよいよ100%をめざしつつ50%以上の支部学習に引き上げる段階となっています。それは学習の喜びをつうじて、党の質を変え始めています。京都からは、この間の学習を通じて「入党の働きかけでの社会主義・共産主義を語る働きかけの中身が変化している。相手の疑問も、その場で解決できるようになっている」との報告が寄せられ、この11月に党員拡大でこの間の最高の到達を展望するところまで来ています。質と量の両面で党を強くする―この道でこそ大きな党がつくれることに確信をもち、一連のネット動画も大規模に活用・拡散して、党内外で『資本論』を読むムーブメントをつくっていこうではありませんか。
11月の残された6日間の大奮闘を訴える
この11月、「集中期間」の11月目標達成を正面にすえ、全支部の総決起をはかるために、すべての党機関と地方議員が以下の諸点に留意し、支部に入っていっしょに行動に立ち上がりましょう。
(1)11・7全国都道府県委員長会議の報告とまとめの支部での討議・具体化(現在、31・2%)を全支部に広げましょう。その際、「集中期間」の意義を討議し、新しい「入党のよびかけ」(赤リーフ)を読み合わせしましょう。
(2)党員拡大では、支部が目標をもって「赤リーフ」を入党の対象者にはすべて届け、「感想を聞かせてください」と声をかけ、働きかけに踏み出しましょう。大中小の「集い」を開催しましょう。県と地区は、目標を正面にすえ、党員拡大の現勢での前進に力をつくしましょう。青年・学生の12・1現勢での前進をはかりましょう。職場・労働者の党員拡大を推進するための独自の手だてをとりましょう。
(3)「赤旗」読者の拡大では、紙の拡大で必ず前進に転じるために、見本紙を大規模に活用しましょう。日刊紙拡大の独自追求を強め、「赤リーフ」とともに、入党対象者に日刊紙をすすめるイエローリーフ「日刊紙を『友』として」を活用しましょう。日曜版電子版の独自追求をすすめましょう。
(4)すべての地区委員会で、「赤本」学習に踏み出した支部が早期に50%を越える具体的手だてをとり、全支部に広げる展望を開きましょう。
(5)11月の6日間、党機関は連日結集の態勢をとり、支部への援助の具体化をはかり、日々とりくみを前進・飛躍させましょう。

